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第10回目:歯列矯正治療中の歯磨きについて(1)

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第10回目:歯列矯正治療中の歯磨きについて(1)

矯正治療中は歯磨きが難しくなりますが、ちょっとしたコツをつかめばその応用で簡単に磨けるようになります。このコラムではそのコツについて説明します。
「毎食後、時間をかけて丁寧に磨いてくださいね」
言うのは簡単ですが、実際に行なうのは容易ではありません。
そこで・・・
まずは矯正治療中に虫歯になりやすい部位を知って、そこから磨き始めてしまいましょう。
漫然と歯磨きをするくらいならこの方が余程効果的です。

虫歯になりやすい部位
(1)ループの下
矯正治療中は様々な形のループがワイヤーに曲げられることがあります。
実はこのループの下の部分が非常に虫歯になりやすいのです。
通常の歯ブラシで上から磨いても届きませんから写真のように歯間ブラシで磨くようにしてください。

歯列矯正治療中の歯磨き1|埼玉県所沢市 アクイユ矯正歯科クリニック

虫歯になりやすい部位

(2)上下の側切歯のブラケットの下側
(3)上下の犬歯のブラケットの下側
奥歯⇒前歯の順番で磨く患者様、前歯⇒奥歯の順番で磨く患者様も、何故か中間のこの部位には歯ブラシが当たらないことが多いようなのです。

写真のように歯ブラシを斜め45度に傾けて歯肉側から磨いてください。

歯列矯正治療中の歯磨き2|埼玉県所沢市 アクイユ矯正歯科クリニック

虫歯になりやすい部位

(4)最後方臼歯のブラケットの後方
この部位は矯正をしていなくても虫歯になりやすい部位ですから特に注意が必要です。
写真のようにワンタフトブラシを使用するか、歯ブラシのつま先部分を上手に利用して磨いてください。

歯列矯正治療中の歯磨き3|埼玉県所沢市 アクイユ矯正歯科クリニック

虫歯になりやすい部位~特にお子様~
(5)上顎側切歯のブラケットと歯肉の間
(6)下顎前歯のブラケットと歯肉の間
お子様の場合、上記部位は臨床歯冠(歯の長さ)が短いため、歯肉とブラケットの間の歯の面積が非常に小さく、プラークが堆積しやすくなります。歯ブラシを斜めに傾けて磨いたり、凸凹がある場合にはワンタフトブラシなどで丁寧に磨いてください。

歯列矯正治療中の歯磨き4|埼玉県所沢市 アクイユ矯正歯科クリニック

それから、矯正治療中は

通常の歯ブラシ
ワンタフトブラシ(毛束が一つのもの。矯正歯科医院なら普通は置いていると思います)
歯間ブラシ(S、M、Lというように、3サイズくらい)

デンタルフロス
を用意しておいたほうが安心です。毎日全てを使うことはありませんが、日々歯が動きますので、色々な対処の方法を用意しておいたほうが良いのです。
次回は矯正治療中のデンタルフロスの使い方について説明します。

歯ブラシの動かし方は唾液検査キット「デントカルト」を販売している「オーラルケア」のホームページが動画で解説していてわかりやすいのでご参照ください。
http://www.yoiko-no-kyousei.com/care/index

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