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カリエールディスタライザーを用いて治療した上顎前突治療例(上顎前突7)

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上顎前突治療例7(カリエールディスタライザー、唇側矯正)

症状
主訴は上下顎前歯の凸凹(でこぼこ)でした。患者様はお気づきになっていないようでしたが、専門的に症状をみると奥歯の咬み合せが若干出っ歯気味になっています。
ただ、抜歯をするには軽度な上顎前突でしたので抜歯をせずに治療する方法を考えました。最初の治療目標は奥歯の咬み合せを正常な状態にする、ということで、この場合の矯正装置の選択肢はたくさんあります。ヘッドギアー、フォーサス、矯正用インプラントアンカーなど。他にもあると思います。使い分けについては明確に分かれているわけではなく、患者様の生活環境などを考慮しながら装置の選択を行います。
最近はインターネットで色々と情報が手に入りますから「よくこんなこと知っているな〜」というくらい知識が豊富な患者様も少なくありません。それはそれで説明を理解してもらいやすいなどのメリットもある反面、「A社のBという矯正装置とC社のDという矯正装置はどちらのほうが優れているのでしょうか?」というようなお返事に窮するご質問を頂くこともあります。これは野球に例えれば「ミズノのバットとゼットのバットとどちらが優れていますか?」というようなもので、それぞれ長所短所はあるにせよ明確な優劣を付けられないことがほとんどなのです。

治療
まず最初に上顎にカリエールディスタライザーCarriere Distalizer)、下顎にリンガルアーチを装着しました。
下顎の左右側第一大臼歯から上顎左右側犬歯にかけて顎間ゴムを使用します。カリエールディスタライザーは顎間ゴムを併用してはじめて効果を発揮する矯正装置で、患者様の協力を必要とします。1日18時間以上の使用が必要なので食事時以外はほぼ顎間ゴムを使用していることになります。
下の写真の治療前⇒治療中の変化がカリエールディスタライザーによって得られた効果です。上顎左右側犬歯の後方移動によって特に写真の上顎左側側切歯・犬歯間に空隙が生じているのが確認できます。また、空隙が生じたことによって前歯部叢生が自然に緩和しています。
カリエールディスタライザーによって奥歯の咬み合せの改善をはかった後、唇側矯正装置を用いて仕上げの治療を行いました。
下の写真の治療中⇒治療後の変化が唇側矯正装置による治療効果です。上顎前突、叢生共に改善し、良好な治療結果を得ることができました。


治療期間
カリエール・ディスタライザーによる治療期間:4か月
唇側矯正装置による治療期間:1年4か月
カリエールディスタライザーは上顎第一大臼歯および犬歯を後方移動するための矯正装置ですからその適応症は通常、上顎前突症となります。あまり重度の上顎前突症には不向きで軽度〜中程度の上顎前突症を非抜歯で治療するために使用するのが最も頻度の高い使用方法です。
また、成人期への適応も限定的で混合歯列期〜永久歯列前期、年齢的には9〜12歳頃への適応頻度が高いといえます。


 

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