電話番号:04-2928-0050
現在 :
ホーム > 歯列矯正治療 > 矯正装置の種類 > インプラント矯正(歯科矯正用アンカースクリュー)

インプラント矯正:歯科矯正用アンカースクリューを土台にして歯を動かします

インプラント矯正

インプラント矯正(歯科矯正用アンカースクリューを併用した矯正治療の総称)は従来の矯正治療では不可能だった歯の移動が可能になり治療期間の短縮も見込めます。
右の写真が歯科矯正用アンカースクリューです。幅径は1.3mm〜2mm程度、長さは6mm〜10mm程度のものが使用頻度が高いです。

通常の矯正治療は歯と歯を引っ張り合うことで治療をおこないます。これは綱引きのようなものですからどうしても引っ張る側、引っ張られる側、双方の歯が移動してしまいます。インプラント矯正はインプラントから歯を引っ張ります。このため動かしたい歯だけを選択的に動かすという、通常の矯正治療では困難な歯の移動が可能になるのです。また、多くの歯を同時に移動できるので治療期間の短縮にも寄与します。

当院では2007年から矯正用マイクロインプラントの臨床応用をはじめ、豊富な植立経験があります。
また、当院は全顎撮影可能なCT撮影装置を設置していますから歯の根の位置を正確に把握することができます。また、歯の周辺の骨の厚みだけでなく口蓋正中部などの骨の厚みも把握することができますから、安全で確実な処置が可能です。

*インプラント矯正は唇側矯正装置や舌側矯正装置に付加的に使用する装置です。通常の治療法よりも良好な結果が期待できる、治療期間の大幅な短縮が見込める、など、矯正用インプラントを使用するメリットのある患者様に対してだけ使用するものです。


インプラント植立前のCT画像
CT撮影により口蓋骨の厚みの測定し、
適切な長さの矯正用マイクロインプラントを選択します


インプラント植立後のCT画像
前方に8mm、後方に10mmの
マイクロインプラントを植立しました。

矯正用インプラント植立手術について

  1. 植立に要する時間は麻酔をかける時間を除くと頬側で3分程、舌側で5分程です。
  2. 植立後の痛みはほとんどありませんが、抗生物質と痛み止めを服用していただきます。患者様の多くは術直後に1度痛み止めを服用しますが、その後は服用していないようです。
  3. 矯正用インプラントを撤去する際は痛みが無いので通常は麻酔を行いません。

小さなマイクロインプラントといえど、初めて経験する患者様からすれば怖いのは当然(見た目もそれなりに痛そうですしね・・・。でも実際にやってみるとホントに大したことなかったと仰られる患者様がほとんどなんですよ)。
不安があればどんなことでもご質問ください。

1・前歯の後退に矯正用マイクロインプラントを使用した例

唇側矯正装置との併用例です。上顎の前歯を後退させるために矯正用マイクロインプラントを使用しています。写真の黄色い丸で囲んだところにインプラントを植立し、ワイヤーに装着した牽引用フックをエラスティックゴムで引っ張っています。
奥歯から前歯の牽引を行うと、前歯も後退しますが奥歯も手前に動いてしまいます。口唇
の突出感が認められる場合には奥歯はなるべく手前に動かしたくないことが多いのでインプラントから牽引することになります。また、治療後にはインプラントの跡はほとんど残りません。

舌側矯正装置での使用例です。黄色い丸で囲んだインプラントからワイヤーに装着した牽引用フックにエラスティックゴムをかけています。治療終了後の写真をご覧いただければインプラントの跡は全く無くなっていることがわかります。

2・上下顎の真ん中を合わせるために使用する

インプラント使用開始時

下顎の正中がずれているので下顎左側に2本の矯正用インプラントを植立して上顎の正中にあわせていくことにしました。 黄色い丸で囲んだインプラントに牽引用のアームを装着し、下顎の前歯を左(写真では右)に移動します。

治療経過

上下顎の正中がだいぶ合ってきました。

治療終了時

上下顎の正中が一致しました

インプラント使用開始時

上顎左側側切歯が先天欠如していたため上顎の正中が左側に偏位していました。下顎の正中が顔の正中に一致している状況です。このため上顎の正中を下顎の正中に一致させるため矯正用ミニインプラントを使用しました。上顎右側大臼歯部に矯正用マイクロインプラントを2本植立し、そこからアームを伸ばして上顎前歯を右側に牽引します。

治療経過

だいぶ合ってきました。

治療終了時

上下顎の正中が一致しました。インプラントの跡はまったくわかりません。

3・ガミースマイル(笑ったときに歯茎が過度に露出する)の改善

インプラント使用開始時

笑ったときに歯茎が見え過ぎるのを改善するために、上顎前歯上方に矯正用インプラントを植立し、上顎前歯を上方に牽引しました。

治療経過

インプラントの位置は変化しませんから、上顎前歯が上方に移動したことがわかります。 その結果、笑ったときに露出する歯茎も減少しました。

4・交叉咬合の治療に使用する

インプラント矯正治療前

黄色い円で囲んだ上顎の大臼歯が外側に位置しているため下顎の歯とかみ合っていません(鋏状咬合、シザーズバイトといいます)。 そこで矯正用インプラントを使用し、黄色い円で囲んだ歯を内側に移動させることにしました。

治療経過

インプラントは上顎の口蓋正中に植立しました。インプラントからアームを伸ばし、歯に接着した金具からエラスティックゴムで引っ張っています。

治療終了時

治療終了時 矯正装置撤去と同時にインプラントの撤去も行いました。撤去に際しては麻酔の必要はありません(痛ければ麻酔しますが、今までそういうことはありませんでした)。傷は1週間ほどで跡形もなく治癒します。移動した歯の後方にある親知らずは時期をみて抜歯する予定です。

5・インプラント矯正に関する術者からの雑感(術式、難易度、効果など)

(2016年11月時点での私の雑感)
安全性

頬側と舌側の違い

口蓋粘膜の厚みについて

口蓋縫合の厚みの個人差について

頬側歯槽骨、特に隔靴歯肉の厚み、頬側粘膜の切開について

植立失敗の感知について

 

 

5・インプラント矯正の症例(その他治療例より)

叢生16(上下顎左右側非対称の抜歯部位を選択した叢生の治療例)

叢生12(舌側矯正装置、抜歯)

叢生11(舌側矯正装置、ハーフリンガル、抜歯)

 

 

 

NEXTその他の矯正装置

 

アクイユ矯正歯科へのお問い合わせ

ご質問メール
初診予約メール

アクイユ矯正歯科クリニックからのお願い
当院は所沢市に隣接する狭山市や入間市、東村山市をはじめ、川越市や新座、飯能などの埼玉県南西部、清瀬や東久留米などの東京都多摩地域の皆様が安心して歯列矯正を受けられる歯科医院でありたいと思っています。お気づきの点がございましたらご意見をお聞かせください。