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トランスパラタルアーチ

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トランスパラタルアーチの外観と使用目的

トランスパラタルアーチ(TPA)、トランスパラタルバー(TPB)、いずれも同じものを指します。
トランスパラタルアーチの基本構造は上記のように左右の第一大臼歯に装着したバンドと、それを連結するように口蓋を横切る太い針金(主線)から構成されます。

使い方は様々ですが、最も使用頻度の高いのはホールディングアーチ同様、抜歯症例の固定源(大臼歯が手前に移動しないように固定する)としてでしょう。
最近では口蓋中央に矯正用インプラントアンカーを植立し、パラタルアーチを連結することで最大の固定を付与することもあります。
矯正用インプラントアンカーが普及する以前は、舌側矯正の固定源といえば本装置が第一選択でした。今でも有用性に疑いの余地はありませんが、症例によってはインプラントアンカーのほうがより適していることもあります。

患者様からすると、舌感(=異物感)が良くないようです。これは患者様の声を聞いておりますと、数ある矯正装置の中でも異物感に関しては上位に位置してしまうかもしれません。それでも1月もすると慣れてしまうようです。

参考→叢生21(上顎中切歯の翼状捻転を呈する叢生症例)(実際の臨床例)


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