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出っ歯(上顎前突)

上顎の前歯が下顎の前歯よりも突出している症状です。
典型的には上顎の前歯より下顎の前歯が1cm程度前突し、口を閉じた状態で正面から見たときに下の前歯が上顎の前歯に隠れてあまり見えません(過蓋咬合)。

これは、正常な歯の萌出状況下では上顎の前歯に下顎の前歯が接触した時点で下顎の前歯の萌出が停止するのですが、上顎前突の場合、下顎の前歯が上顎の前歯に接触しないため極端な場合は上顎の口蓋粘膜に接触するまで萌出を停止しないことが原因です。ただし、舌が上顎の前歯と下顎の前歯の間に常時位置していることもあり必ずしもこうなるわけではありません。
前歯が突出しているため口唇の閉鎖が困難で、いつも口が開いている、あるいは意識しないと口を閉じることができないという症状です。横から顔を見ると、鼻とオトガイに比べて相対的に口元が突出していており、唇を尖らせているようにも見えるためいつも怒っているような風貌と捉えられることもあります。
この症状による不都合は、他の不正咬合同様の外見的な問題点(好感度や聡明さ、自尊心など心理学的問題)に加え、高い外傷リスク(転倒だけでなく、ボールをぶつけたり、様々な理由で上顎前歯の破折や脱臼<外傷に伴い抜けてしまうこと>)、 発音に及ぼす影響(さ行など)などがあります。

上顎前突治療例1

治療期間2年4か月 唇側矯正装置 上顎左右側第一小臼歯抜歯
典型的な上顎前突症です。前歯を後退させるために上顎左右側の第一小臼歯を抜歯しました。

口唇の突出感も改善した

主訴
出っ歯、口元の突出
治療に用いた主な装置
マルチブラケット装置

上顎前突治療例2

治療期間2年6か月 舌側矯正装置 上下顎左右側第一小臼歯抜歯 歯科矯正用アンカースクリュー併用
叢生と上顎前突の合併症です。前歯を後退させるため上顎の口蓋正中に矯正用のアンカースクリュー(マイクロインプラント)を植立しました。

主訴
出っ歯、口元の突出
治療に用いた主な装置
リンガルブラケット矯正装置、歯科矯正用アンカースクリュー

 

治療の目安

一般的な治療費総額の目安(自費)
大人 唇側矯正治療 約850,000円(税込) 舌側矯正治療(上下顎) 約1,360,000円(税込)
リスク、副作用
  • 治療中は歯みがきしにくい箇所ができるため、虫歯や歯周病のリスクが高くなるので、念入りな歯みがきが必要になります。
  • 初めて矯正装置を装着した時や調整した後は、疼痛や圧迫感などを感じることがあります。また、舌側矯正装置の場合は、治療当初は装置が舌にあたり、発音のしづらさや食べづらさなど感じることがあります。
  • 歯並びを整え、咬み合わせを改善するために、やむを得ず健康な歯を抜くことがあります。
  • 歯を動かす際に、歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
  • リテーナー(保定装置)を適切に使用しない場合は、後戻りすることがあります。

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