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下顎前突(反対咬合、受け口)の治療例3~空隙歯列との合併症~

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下顎前突治療例3(唇側矯正装置、非抜歯)


初診時口腔内写真

下顎前突空隙歯列の合併症です。側貌において下顎の前突感が顕著であったことから外科手術(下顎の矢状分割術)を併用した外科矯正を行うことも検討しましたが、全身麻酔下での手術を患者様が希望しなかったために矯正治療単独によるカモフラージュ治療を選択しました。カモフラージュによる下顎前突の治療は骨格的な上下顎間関係の不調和を上下顎前歯の傾斜によって補正することで治療を行います(上顎前歯の唇側傾斜+下顎前歯の舌側傾斜)。骨格的な不調和が大きい場合には下顎の小臼歯を抜歯して下顎前歯を舌側傾斜させることでカモフラージュすることが多いのですが、本症例では骨格的な不調和が外科手術が検討される症状のなかでは軽度であったことと、下顎に下顎前歯を後退させるために十分な空隙が存在していたので非抜歯で治療を行うことにしました。
外科矯正を選択するメリットとして、顔貌の改善が矯正治療単独の場合よりも期待できること、健康保険が適用されることなどがありますが外科的侵襲の大きさなどから希望される患者様はそれほど多くは無いというのが実際のところです。


治療途中口腔内写真
(治療開始3ヵ月後)

治療途中です。ホワイトワイヤーを使用しています。ほんの数年前までは白いコーティングワイヤーを日本で販売していたのは1社、1製品だけだったのですが最近は4~5社から発売されています。ただ、やはり金属に白い樹脂コーディングを施しているというのは共通しているため今のところ全く剥がれないホワイトワイヤーはありません。


治療終了時口腔内写真
(治療開始18ヵ月後)

治療終了時です。治療期間は18ヵ月間でした。
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