電話番号:04-2928-0050

HOME >  歯列矯正治療例 >  その他治療例 >  叢生の治療例11

叢生の治療例11

その他治療例目次に戻る

叢生治療例11(舌側矯正装置(ハーフリンガル)、抜歯)

主訴と症状
主訴は歯のでこぼこを治したい。また、上顎を舌側矯正装置(歯の裏側に装着する矯正装置です)での治療をご希望でした。
上顎左側側切歯が舌側転位しています。このようなケースでは上顎左側側切歯と下顎左側側切歯が干渉するために、本来の顎の位置よりも前方で咬合する“前咬み”のような状況になることがしばしばあります。この症例でも顎の位置を確認してから抜歯部位を決定するために(抜歯することは決めているのですが、抜歯部位を確定するために)当初は抜歯をせずに上顎から治療を開始しました。
治療
半年後、上顎左側側切歯が唇側傾斜し、下顎左側側切歯との干渉がなくなった状態で再診断し、上下左右側第一小臼歯の抜歯+矯正用アンカースクリューの使用を決定しました。
上段中央の写真が矯正用アンカースクリューを口蓋正中に2本植立し、上顎前歯をアンカースクリューを固定源として後方牽引しているところです。アンカースクリューにフック付きのワイヤーを結び付けています。今は既製品が販売されていますが、治療当時(3年くらい前)は自作するしかありませんでした。下顎にはホワイトワイヤーを使用しています。

治療結果
口蓋正中にアンカースクリュー除去後の痕が残っていますが、これは数日で消えます。アンカースクリューの除去は麻酔をしません(してもいいのですが、痛くないのでしたことがありません)。
治療期間が2年3か月と若干長めでしたが良い結果が得られました。
口蓋正中へのアンカースクリュー植立は最近ではルーティーンのようにおこなうようになりましたが、この症例の頃はそれほど手がけていたわけではありませんでした。しかし、この症例をみて改めてアンカースクリューの有用性を実感しました。

 

NEXT→CASE25叢生(八重歯)10(唇側矯正装置、抜歯)

その他治療例目次に戻る