マウスピース型矯正装置「インビザライン」に関する用語集|アクイユ矯正歯科クリニック(所沢市)|埼玉県新所沢駅の矯正歯科医院
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マウスピース型矯正装置「インビザライン」に関する用語集

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マウスピース型矯正装置「インビザライン」に関する用語集

「インビザライン」に関する用語集です。ホームページ内の語彙とリンクさせて補足説明するために作製しているページですので一般の方は読み飛ばしてくださいネ。

付加装置

インビザライン単独では予測実現性の低い歯の移動形式(艇出、歯根の平行移動、前歯のトルキング、大きな移動量など)を補うために付与される補助装置。
アタッチメント・・・歯の表面に接着する数mmの歯冠色のプラスチック
唇側矯正装置・・・インビザライン治療開始前に予め大まかに歯を移動させたり、インビザライン治療中に好ましくない歯の移動様式が顕在化してきてアライナーがやや不適合になってきたときのリカバリーの目的、また、インビザラインでは治療達成が困難と判断されたときなどに用います。
舌側矯正装置・・・唇側矯正装置と同じ
リンガルボタン・・・アライナーが不適合になってきた際に使用するエラスティックのフック
エラスティック・・・アライナーが不適合になってきた際に使用します

ミッドコースコレクション

治療途中でアライナーが不適合になった場合にアライナーを再度作製しなおす制度。アラインテクノロジー社から無償で提供されています。手順は初回のアライナー作製と全く同じです。3回まで作製できます。

ケースリファイメント

インビザラインはその性質上、当初の予定アライナーを全て使用しても(ミッドコースコレクションが必要なほどの不適合が表面化しなくても)、完全に治療が完了するとは限りません。この場合には、微調整用のアライナーを無償で作製する「ケースリファイメント」という制度がアラインテクノロジー社から提供されています。 手順は初回のアライナー作製と全く同じです。3回まで作製できます。

ミッドコースコレクションもケースリファイメントも本質的な作業は全く同じですが、どのタイミングで作製依頼をするかで扱いが変わります。
当初予定していたアライナー数の最終3個目以降なら無償のケースリファイメント、それより前ならミッドコースコレクションになります。
(例)当初40個のアライナーを予定していた場合、37個目より前にオファーをするとミッドコースコレクション、38個目以降ならケースリファイメントとなります。

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インビザライン治療は最大で<最初のアライナー+3回のミッドコースコレクション+3回のケースリファイメント>、都合7回アライナーを作製する可能性があります。
その度に<歯型をとる⇒クリンチェック⇒作製>を繰り返します。それぞれ作製までに2ヶ月程の期間が必要ですから場合によっては治療期間中に2ヶ月×7=14ヶ月のインビザライン作製待ち期間が入ることがあります。
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当初の予定アライナー数はあくまで1回目の予定であり、ミッドコースコレクションやケースリファイメントを依頼した場合には当初の予定アライナー数は何ら意味を持ちません。あくまでミッドコースコレクション、ケースリファイメントによって示された新しいアライナー数がその時点での予定アライナー数となります。それに伴い、予定治療期間も変更されます。

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