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2歳児の不正咬合についてのご質問

患者様からのご質問
2歳2ヶ月の娘についてご相談させていただきます。はじめての歯からまがって生えてきており歯並びが悪いです。
また、1歳8ヶ月頃から怒ったり一生懸命になると歯を斜めに噛み合わせる、ふざけて下の歯を前に出す、などの行動をするようになりました。食事も遅いです。
他人は私が言わなければ気づかない程度で、保育園の先生も「気になりません」と言われるのですが、母親としては気になっています。年齢的にもまだ2歳になったばかりですし、ちゃんとやれるのかや矯正はしっかりしてやりたいと思っていますが、娘にとって適切な時期はいつなのかなど悶々としています。
ネットなどでみると矯正は3歳~というのが多いのですが、貴院では今の時点で御高診いただけますか?それとも3歳に近くなってから連れて行ったほうがよいのでしょうか?
また、今注意できることがあったらお教えください。

*このページは実際に患者様からメールで頂いたご質問に対する当院のお返事(あるいはホームページ用に編集した内容)を中心に記載しております。そのため、患者様からの質問内容については年齢、性別、文章の特徴等、Q&A形式で考えて問題ない範囲でデフォルメして記載しております。また、内容的にも理解が得られやすいよう私の方で適宜解説を追加して記載しておりますのでご了承ください。

2歳児の不正咬合について

お子さん思いの優しいお母様なのだと思います。 ただ、現実問題として矯正治療を3歳未満で開始するのは難しいと思います。理由は装置を使用する意味をお子様自身が理解できないためということもありますし、この時期に開始しなくても治るからでもあります。 ご質問にもありますが、この年齢のお子様は“咬み合せ”が安定していません。「奥歯で咬む」という言葉が理解できませんし、歯科医師が確認しようにも顎を前に出したり、横にずらしたり、、、難しいのです。無理をすれば泣いてしまいますし、、、 唇顎口蓋裂などの先天疾患があり、口蓋ろう孔が存在するなどの状況であれば別ですが、その場合には出生直後から形成外科などと連携してチーム医療が行われているのが一般的です。 矯正治療において早期治療が望まれるのは受け口で、骨格性の受け口であればお子様の状況に応じて3歳から治療を開始しますが、歯のでこぼこや出っ歯といった症状で3歳前後から治療を開始することはありません。 お子様の症状が 受け口⇒骨格性の下顎前突の場合には治療が必要になることもあるので3歳になったら受診をする 歯の凸凹、出っ歯⇒乳歯列期に治療を開始することはありませんが、7歳くらいになったら受診してスペースの不足量などを確認して将来的な歯並びについて大よその予測を立て治療の時期などについて考慮する。 というのが理想的でしょうか。
(ここでは当院の基本的な治療方針についてご説明いたしました。歯科に限らず治療方針には医師によってある程度の幅があるのが普通です。例えば癌治療でも外科手術、化学療法、放射線療法などの選択肢が存在し、患者様のご意向も踏まえて治療方針は決定されるものであることをご理解ください)