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上顎前突(出っ歯)
上顎の前歯が下顎の前歯よりも突出している症状です。
典型的には上顎の前歯より下顎の前歯が1cm程度前突し、口を閉じた状態で正面から見たときに下の前歯が上顎の前歯に隠れてあまり見えません。
これは、正常な歯の萌出状況下では上顎の前歯に下顎の前歯が接触した時点で下顎の前歯の萌出が停止するのですが、上顎前突の場合、下顎の前歯が上顎の前歯に接触しないため極端な場合は上顎の口蓋粘膜に接触するまで萌出を停止しないことが原因です。ただし、舌が上顎の前歯と下顎の前歯の間に常時位置していることもあり必ずしもこうなるわけではありません。
前歯が突出しているため口唇の閉鎖が困難で、いつも口が開いている、あるいは意識しないと口を閉じることができないという症状です。横から顔を見ると、鼻とオトガイに比べて相対的に口元が突出していており、唇を尖らせているようにも見えるためいつも怒っているような風貌と捉えられることもあります。
上顎前突(出っ歯) ケース(1)
治療開始前
上の前歯が下の前歯に比べてかなり突出しています。
横顔を見ると口元も突出していて、いつも口が開いてしまいます。



そういえば海外の風刺画には、いまだに眼鏡をかけて出っ歯、首からカメラをぶら下げた日本人の絵が出てきます。でも出っ歯は本当に日本人にばかり多いのでしょうか?実は違うのです。海外の人はみな、矯正治療をしているのです。アメリカの矯正歯科受診率は40%を超えますが、日本は5%程度。最近では米俳優のトム・クルーズさんも治療をしています。(子供の矯正治療をするつもりで歯科医院を訪れたら自分が治療することになったそうです)。
治療終了
美しく調和の取れた歯並び、口元になりました。早期の治療開始により歯を抜かずにすみました。抜歯の有無は、まず症状、次に治療開始時期により左右されます。



上顎前突(出っ歯) ケース(2)
治療開始前
成人の女性の患者様です。
上の前歯がずいぶん出ていますので、上唇が下唇に比べて突出しています。
上の前歯がずいぶん出ていますので、上唇が下唇に比べて突出しています。



治療終了
上顎の前歯の後退と伴に上唇も後退し美しい横顔になりました。


