電話番号:04-2928-0050

HOME >  歯列矯正治療例 >  その他治療例 >  上顎前突(出っ歯)の治療例4~舌側矯正装置による~

上顎前突(出っ歯)の治療例4~舌側矯正装置による~

その他治療例目次に戻る

成人の上顎前突4(舌側矯正装置、抜歯)


初診時口腔内写真

出っ歯を気にされての来院です。上顎前突、前歯部叢生に加え、左側第二大臼歯部が咬み合っていません(シザーズバイト、ハサミ状咬合)。シザーズバイトは放置しておくと下顎の大臼歯がほぼ真横に倒れ込むような状態になるリスクもあります。審美的に問題になる部位ではないので患者様ご自身が気が付いていることは稀ですが矯正治療をした方が良い典型的な症状です。上顎前歯を後退させるために上顎左右側の第一小臼歯を抜歯することにしました。見えない装置がご希望でしたので舌側矯正装置を使用しました。


治療途中口腔内写真
(治療開始2ヵ月後)

治療開始2ヶ月ですが、上顎の叢生はかなり改善されてきました。上顎の抜歯した空隙は残っています。上顎にエボリューションブラケット、下顎にStbブラケットを使用しています。エボリューションブラケットは個人的には使い勝手がよく、本症例の治療開始当初は私にとっての第一選択枝だったのですが、日本の販売会社が矯正材料メーカーとしては小さかったからか今では手に入れることができなくなってしまいました。もっとも結果的にインコグニトというさらに使い勝手の良い舌側矯正装置と出会うきっかけにもなったので世の中わからないものです。Stbブラケットも懐かしいです。小型で違和感が少なく良い装置でした。今でも販売されていますが私自身は使うことがなくなりました。なお、抜歯空隙に関しては気になるようであればダミーの歯を接着することも可能です。


治療終了時口腔内写真
(治療開始18ヵ月後)

治療期間は18ヵ月間でした。一般的には舌側矯正は唇側矯正に比較して治療時間がかかるといわれていますが、セルフライゲーションブラケットや矯正用インプラントとの併用で同じか、症状によってはむしろ短い治療期間で終了することもあります。ただ、平均するとやはり2割程度治療期間を長く見積もっておいた方がよいでしょう。

NEXT→CASE10上顎前突3(舌側矯正装置+インプラント矯正、抜歯)

その他治療例目次に戻る