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床矯正装置3(空隙閉鎖に用いる矯正装置)
床矯正装置(クローズスクリュー)の外観
床矯正装置とは上記のようなプレートタイプの矯正装置の総称です。
このような装置を歯を動かす目的で使用すれば床矯正装置となりますし、歯を動かした後に元に戻らない目的で使用すれば保定装置(リテーナー)となります。
床矯正装置(クローズスクリュー)の適応
拡大床のスクリューは回転すると幅が拡大するタイプでしたが、クローズスクリューは逆に回転する毎に幅が狭くなります。そのため、歯列弓内の空隙を閉鎖する目的で使用されます。
適応症は多岐にわたりますが、床矯正装置の性質上、抜歯空隙を閉鎖するなど移動量の大きい目的では使用に適しません。
上記写真では矯正治療後に抜歯部位の後戻りによって僅かな空隙が生じたためにその治療に使用するための装置です。
参考
拡大床スクリューの使い方
床矯正装置の特徴(1)
床矯正装置の特徴(2)
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